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刀装具【鐔・縁頭・目貫・小柄】   赤銅石目地木葉蜘蛛図(奈良) - Shakudo ishime-ji Konoha ni Kumo zu (Nara)-

【赤銅石目地木葉蜘蛛図縁頭(奈良)】日本刀専門店【十拳-TOKKA-】刀装小道具・刀装金工・鐔・縁頭・目貫・小柄

縁縦/Fuchi.height 3.8cm 縁横/Fuchi.width 2.3cm 縁厚み/thickness 1.3cm
頭縦/Kashira.height 3.4cm 頭横/Kashira.width 1.7cm 正価/price 85,000円
鑑定書/certificate 日本美術刀剣保存協会 特別貴重小道具認定書/N.B.T.H.K_tokubetsu kicho

大胆な構図と独特な表現が目を引く「奈良」と極められた逸品。黒々とした赤銅石目地に高彫色絵で葉上の蜘蛛を描く。秋も深いのか、少しかたそうな枯れ葉には虫喰いの跡も見える。葉脈は赤銅でくっきり残し、葉の周囲をギザギザと、少しうねった部分は厚みを持たせ、頭は金色絵、縁を素銅象嵌としたことで彩りも増し、量感豊かな縁頭に仕上がっている。代々幕府のお抱え工で家彫りと呼ばれた後藤家に対し、町人ら一般の人々の需要に応じていたのが町彫りである。奈良派は横谷派と並び、町彫りを牽引してきた日本装剣界の一大流派である。伝統と格式を重んじる家彫りとは違い、自由な発想で斬新な図柄、独特の手法を用い、大いに腕を振るったとされる。本作にも新たな時代の気風が存分にあらわれている。
古代中国の歴史故事集「西京雑記」のなかに「・・・曰、乾鵲噪而行人至 蜘蛛集而百事喜」という言葉がある。「いわく、かんじゃくさわぎてこうじんいたり、ちしゅつどひてひゃくじよし」。中国では蜘蛛は喜子、喜母、喜蛛とも呼ばれ、喜ばしいことを招く虫とされてきた。カササギが騒ぐのは、遠方から人が帰ってくる前兆で、蜘蛛が集まっていると百の良いこと(たくさん)がある。という意味である。蜘蛛は吉祥のしるしなのである。アメリカ先住民族の伝承では、知恵者の象徴、ヨーロッパでは神から祝福された生き物であり、幸運の象徴。インドでは自由の象徴など、様々な国において人気のあるシンボルなのだ。日本では朝蜘蛛は来客の兆し、夜蜘蛛は泥棒の兆しという俗信が広く流布している。

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