日本刀|十拳|HOME »鍔・刀装具 一覧 »目貫/赤銅地かまきり図目貫 »ご注文方法 »店舗案内・地図

赤銅地かまきり図目貫 - Shakudo ji Kamakiri -

赤銅地かまきり図目貫

縦/height 1.5cm 横/width 3.3cm  正価/price 売却済

なんとも愛嬌のあるかまきりの目貫のご紹介。秋草などと共にしばしば見かけるが、今回紹介するのは蟷螂の目貫。前脚を持ち上げて待ち伏せする姿が、お祈りをしているように見えることから、拝み虫(おがみむし)とも呼ばれる。また、[蟷螂の斧(とうろうのおの)]という故事成語がある。(『淮南子』人間訓、『韓詩外伝』巻八)
斉の荘公が狩りに出発しようとしたところ、一匹の虫を見つける。前脚をあげてまさに車輪を攻撃しようとしている、その虫を見て荘公は御者に尋ねる。「これはなんという虫だ?」御者「これはカマキリ(とうろう)という虫です。この虫は前進ばかりで後退することを知らず。自分の力も計らずに、敵を軽んじる。」これを聞いた荘公は「これが人であったならば必ず天下の勇武となろう」と云い、車を戻させてカマキリをよけて通った。
辞書などを調べると、「弱小の者ものが自分の力量もわきまえず、強敵に向かうことのたとえ。」とあまり良い意味では使われていないが、故事では荘公が蟷螂をこれこそ勇者であると称えているのである。とんぼ・かぶと虫・蜂・蜘蛛などと共に武士に好まれそうな意匠である。

鍔・刀装具 一覧ページに戻る