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鉄磨地龍車蟷螂透かし鐔 無銘(赤坂・保存) - Tetsu ji Kamakiri Akasaka -

鉄磨地龍車蟷螂透かし鐔

縦/height 7.2cm 横/width 6.8cm 厚み/thickness 0.5cm 重量/weight 74g  正価/price 売却済-sold-

[日本美術刀剣保存協会 保存刀装具鑑定書附:無銘 赤坂 鉄磨地 竪丸形 地透 丸耳]
力強い鉄地に、バランス良い透かし、赤坂と極められた逸品。車にかまきりを透かした「龍車に向かう蟷螂」を描いた赤坂の典型作。以前、蟷螂目貫の時に紹介した、蟷螂の斧という故事成語。本作、まさにその場面を絵にした鐔である。武士の心掛けとして、当時人気があったのだろう。少々錆があるため、格安にてのご紹介。
[蟷螂の斧(とうろうのおの)]故事成語(『淮南子』人間訓、『韓詩外伝』巻八)
斉の荘公が狩りに出発しようとしたところ、一匹の虫を見つける。前脚をあげてまさに車輪を攻撃しようとしている、その虫を見て荘公は御者に尋ねる。「これはなんという虫だ?」御者「これはカマキリ(とうろう)という虫です。この虫は前進ばかりで後退することを知らず。自分の力も計らずに、敵を軽んじる。」これを聞いた荘公は「これが人であったならば必ず天下の勇武となろう」と云い、車を戻させてカマキリをよけて通った。

辞書などを調べると、「弱小の者ものが自分の力量もわきまえず、強敵に向かうことのたとえ。」とあまり良い意味では使われていないが、故事では荘公が蟷螂をこれこそ勇者であると称えているのである。とんぼ・かぶと虫・蜂・蜘蛛などと共に武士に好まれそうな意匠である。

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