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刀装具【鐔・縁頭・目貫・小柄】  赤銅七々子地遅野井図鐔 - Shakudo nanako ji Osonoi zu-

【赤銅七々子地遅野井図鐔】日本刀専門店【十拳-TOKKA-】刀装小道具・刀装金工・鐔・縁頭・目貫・小柄

縦/height 7.0cm 横/width 6.7cm 厚み/thickness 0.5cm 重量/weight 142g 正価/price 売却済-Sold-

上質な赤銅に七々子を打ち図柄を高彫りに、耳を金覆輪で仕上げた逸品。文治元年、壇ノ浦の戦いにおいて平家軍を倒し朝廷から官位を授かった義経であったが、手柄をひとりじめし、無断で勝手なふるまいをしているとの報告を受けた兄、頼朝に不信感をもたれてしまう。その存在を疎まれ、京を追われることとなり、若きころを過ごした藤原秀衡を頼り奥州平泉に逃げ込む。秀衡亡き後、軍を挙げた頼朝は奥州征伐に乗り出す。
二十万にも及ぶ兵を引き連れた頼朝は、武蔵野台地の池のほとりで陣をはる。しかし折からの干魃で池は干上がり兵や馬の飲み水を得ることもかなわない。地下には水脈があろうと考えた頼朝は、みなに井戸を掘らせたがいっこうに水の湧き出る気配はない。最後の頼みと、自らの弓の本筈を地に突き立て深く掘り下げたその時ようやく水が湧き出てきたが、みなは待ちくたびれて「遅の井」と呼ぶようになったという。このことから、この湧き水には霊験ありと、干魃の際には雨乞い祈願に訪れる人が多く、近代(昭和24年)まで雨乞いの行事が行われていたという。そんな遅野井の湧き水も現在はポンプで汲み上げているそうだが、江戸時代に描かれている場所を見ることが出来るのは素敵ではないか。
本作、源頼朝が穿った穴からこんこんと水が溢れ出す様子が高彫りであらわされる。弓を引き抜き、心なしか疲れているようにも見えないだろうか。お勧めの一枚である。

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