日本刀豆知識 十拳-TOKKA- 店名の由来

十拳劔とつかのつるぎ

十拳剣・十握剣・十束剣など様々な表記を持つが、これら「とつかのつるぎ」と読む。
日本最古の歴史書である「日本書紀」そして「古事記」。記紀神話は解釈もさまざまだが、 どちらの書においても、日本の歴史で初めて登場する剣(刀)がこの「十拳剣(トツカノツルギ)」である。
単純だが、これが店名の由来である。

月岡芳年「素戔嗚尊(すさのおのみこと)出雲の簸川上(ひのかわかみ)に八頭蛇(やまだのおろち)を退治し給う図」(県立古代出雲歴史博物館蔵)

...故、所避追而、降出雲國之肥上河上・名鳥髮地。此時箸從其河流下、於是須佐之男命、以爲人有其河上而、尋覓上往者、老夫與老女二人在而、童女置中而泣、爾問賜之「汝等者誰。」故其老夫答言「僕者國神、大山上津見神之子焉、僕名謂足上名椎、妻名謂手上名椎、女名謂櫛名田比賣。」亦問「汝哭由者何。」答白言「我之女者、自本在八稚女。是高志之八俣遠呂智此三字以音毎年來喫、今其可來時、故泣。」爾問「其形如何。」答白「彼目如赤加賀智而、身一有八頭八尾、亦其身生蘿及檜榲、其長度谿八谷峽八尾而、見其腹者、悉常血爛也。」此謂赤加賀知者、今酸醤者也。
爾速須佐之男命、詔其老夫「是汝之女者、奉於吾哉。」答白「恐不覺御名。」爾答詔「吾者天照大御神之伊呂勢者也自伊下三字以音、故今、自天降坐也。」爾足名椎手名椎神白「然坐者恐、立奉。」爾速須佐之男命、乃於湯津爪櫛取成其童女而、刺御美豆良、告其足名椎手名椎神「汝等、釀八鹽折之酒、亦作廻垣、於其垣作八門、毎門結八佐受岐此三字以音、毎其佐受岐置酒船而、毎船盛其八鹽折酒而待。」
故、隨告而如此設備待之時、其八俣遠呂智、信如言來、乃毎船垂入己頭飮其酒、於是飮醉留伏寢。爾速須佐之男命、拔其所御佩之十拳劒、切散其蛇者、肥河變血而流。故、切其中尾時、御刀之刄毀、爾思怪以御刀之前、刺割而見者、在都牟刈之大刀、故取此大刀、思異物而、白上於
古事記 上巻 三より

伊弉諾尊(イザナギノミコト)が所持し、須佐之男命(スサノオウノミコト)は八岐大蛇を退治する。 武甕槌神(タケミカヅチノカミ)は国譲りの際にこの剣の切先にあぐらをかいて大国主命と交渉し、 神武天皇はこの刀の力を借りて、統一王朝を樹立する。

十拳劔より出現した神々(古事記より)

石拆(イハサク)神 根拆(ネサク)神 石筒之男(イハツツノヲ)神 甕速日(ミカハヤヒ)神 樋速日(ヒハヤヒ)神 建御雷之男(タケミカヅチノ)神 闇淤加美(クラオカミ〕神 闇御津羽(クラミツハ〕神 多紀理毘賣(タキリビメ)命 市寸嶋比賣(イツキシマヒメ)命 多岐都比賣(タキツヒメ)命

カテゴリー|日本刀豆知識|日本刀についてもっと知りたいAuthor|TOKKA co.,Ltd.

関連商品・関連記事(売却済の商品も参考品として掲載しています)