日本刀 ¤ 刀 ¤ 長生正近作 ¤ Chosei Masachika saku ¤
長生正近作
Katana/
Chosei Masachika saku
- 長さ / cutting edge
- 86.0cm
- 反り / sori
- 1.5cm
- 目釘穴 / mekugi
- 2個
- 元幅
- 3.0cm
- 先幅
- 2.1cm
- 元重
- 0.95cm
- 時代
- 江戸後期 弘化頃（1844年）
- period
- late edo (1844)
- 国
- 武蔵（東京都）
- country
- musashi
- 刃文
- 直刃
- hamon
- suguha
- 地鉄
- 小板目
- jigane
- ko itame
- 帽子
- 小丸
- boshi
- komaru
- はばき
- 銀無垢一重
- habaki
- solid silver single
- 外装
- 白鞘
- mounting
- shirasaya
- 鑑定
- （財）日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書附
- Certificate
- [N.B.T.H.K] hozon
- 正価
- 売却済
- price
- sold
2尺8寸以上の堂々とした姿に1尺以上の茎をもち、全長では4尺という長大さ。細川正義の門人で本国は奥州白河。天保頃より武州八王子小比企村にて鍛刀し、高尾山への奉納刀もある。本作もその特異な姿から奉納刀として作刀したものと思われ、銘振りも「長生（ながいき）」とし縁起がよい。重ね約1cmと厚く、身幅尋常で反りはそれほど深くはない。整った小沸出来の直刃は二重刃多く、所々飛焼きがある。地鉄は小板目肌で平肉が厚い。その壮大な姿の割りには帽子は小さめで、焼き深い小丸帽子も健全。長い茎には堂々としたタガネで銘が切られ、長寸の刀らしく控え穴を開ける。ハバキ下に若干錆び気もあるが刀身上には錆びやヒケもなく良好。研ぎの必要はない。まず見かけない珍品。保存刀剣鑑定書附。
