日本刀 ¤ 短刀 ¤ 国重 ¤ Kunishige ¤
国重
Tanto/
Kunishige
- 長さ / cutting edge
- 23.3cm
- 反り / sori
- 0.0cm
- 目釘穴 / mekugi
- 1個
- 元幅
- 2.1cm
- 先幅
- 1.7cm
- 元重
- 0.6cm
- 時代
- 古刀 室町末頃(約400年前)
- period
- lete muromachi (400 years ago)
- 国
- 不詳
- country
- unknown
- 刃文
- 細直刃
- hamon
- hoso suguha
- 地鉄
- 板目
- jigane
- itame
- 帽子
- 小丸
- boshi
- komaru
- はばき
- 銀着一重
- habaki
- silver foil single
- 外装
- 総金蒔絵菊図合口拵
- mounting
- koshirae
- 正価
- 売却済
- price
- sold
小尻をグッと張らした姿に江戸の美意識を感じさせる、総金蒔絵合口短刀拵。よく見る梨地ではなく、印籠などと同じ技法の総金蒔絵は贅沢すぎるほどの仕立てで、短刀掛けに飾ったときは思わず見入ってしまう。金沃懸地に高蒔絵で菊図を数点描き、その間に金梨地で色合い違う菊を描く凝りよう。アクセントとして唐草を細く上品に蒔絵し、驚くことに小さな返り角にまでその蒔絵が施される。通常は出鮫などが多い柄前も、鞘と一体となる同金蒔絵は、外へ持ち出すのではなく、屋敷内で前指しとして指すことを前提としてるのか。大振りな菊図に目を奪われがちだが、細部にまで気を配った作者には感服するばかり。角張った、大きな小尻金具にあえて真鍮地を用いて角を立て、そこから徐々に鞘の丸味へとつながる粋な造り込みは、呆れるほど自然。最後に目釘は銀無垢梅図で、もう一花咲かせている。刀身は平造りで、国重銘が入るが数多く存在する刀工のため、国は不詳。時代は室町末頃に間違い無いものの、裏のはばき近くに二点小さな鍛え疵がある。拵重視の短刀のため、刀身に関しては並のものとお考え頂きたい。上等な蛸足正絹下緒付き。