日本刀 ¤ 刀 ¤ 尻懸 ¤ 重要刀剣指定品
無銘 尻懸
Katana
Mumei Shikkake
- 長さ / cutting edge
- 70.7cm
- 反り / sori
- 1.9cm
- 目釘穴 / mekugi
- 2個
- 元幅
- 3.05cm
- 先幅
- 2.4cm
- 元重
- 0.8cm
- 時代
- 古刀 鎌倉後期~南北朝期(約700年前)
- period
- late kamakura - nanbokucho (700 years ago)
- 国
- 大和(奈良県)
- country
- yamato
- 刃文
- 直刃に小互の目
- hamon
- suguha ni kogunome
- 地鉄
- 板目
- jigane
- itame
- 帽子
- 掃掛け
- boshi
- hakikake
- はばき
- 金鍍金一重
- habaki
- gold plate single
- 外装
- 青貝散らし蛭巻き鞘赤銅地梶の葉紋拵・白鞘
- mounting
- koshirae and shirasaya
- 鑑定
- 重要刀剣指定品(平成十三年 第四十七回)
- Certificate
- [N.B.T.H.K] Juyo token (the 47th)
- 正価
- 売却済
- price
- Sold
<重刀図譜の解説> 大和五派の中の尻懸派は、則長を事実上の祖として栄えた。則長には文保三年 四十八、暦応三年 六十九と行年を添えた短刀が現存し、それによって逆算すると文永九年の生まれであることが判る。さらに降っては室町期の後代の作もままあって、同名の継承があったことが窮地される。この派の作風は、造り込みは鎬が高く、鎬幅が広く、鍛えは板目が流れごころで、刃文は直刃基調という大和物一般に共通したものであるが、刃中に小互の目を連れて焼く点に特色が見られ、また別に直刃出来の作もある。
この刀は、鍛えに流れ肌を交えて、地沸が厚く付き、地景が頻い入り、刃文は直刃を焼いて、小沸がよくつき、ほつれ・打ちのけ・二重刃等の景色を見せ、帽子は先を強く掃きかけるなど、大和気質を明示する。さらに刃中に小互の目の連れた状が観て取れ、また小足が良く入る様に尻懸派と鑑すべきものがある。地景・金筋・砂流しなど、地刃の働き豊富な作柄であり、加えて手持ちが重くズッシリとして肉置きがよく、地刃が極めて健体であることも好ましい。尻懸極めの出色の一口である。
本作の拵は肥前松浦家の定紋として有名な平戸梶の葉紋を主体し、目貫も定紋の三ツ星紋を仕込んで脇を締める。 蛭巻き青貝散らし鞘は、鯉口・栗型・鍬形に銀無垢地雪花紋。縁頭は赤銅磨地に金高彫り梶の葉紋。笄も赤銅地に平板銀地の上に梶の葉紋。鍔は猪と鹿を狩る人物が描かれた大振りなもので、赤銅磨地に金覆輪が施された大胆な図柄。豪華に仕立てられたこの拵だけでも、相当な価値がある。
また、刀身説明の補足として付け加えるならば、新刀期の刀のように平肉が付いてなお且つ元重ねは8mmなどとても鎌倉刀を想像できず、見るものを驚かせずにはいられない。第四十七回重要刀剣指定品。
この刀は、鍛えに流れ肌を交えて、地沸が厚く付き、地景が頻い入り、刃文は直刃を焼いて、小沸がよくつき、ほつれ・打ちのけ・二重刃等の景色を見せ、帽子は先を強く掃きかけるなど、大和気質を明示する。さらに刃中に小互の目の連れた状が観て取れ、また小足が良く入る様に尻懸派と鑑すべきものがある。地景・金筋・砂流しなど、地刃の働き豊富な作柄であり、加えて手持ちが重くズッシリとして肉置きがよく、地刃が極めて健体であることも好ましい。尻懸極めの出色の一口である。
本作の拵は肥前松浦家の定紋として有名な平戸梶の葉紋を主体し、目貫も定紋の三ツ星紋を仕込んで脇を締める。 蛭巻き青貝散らし鞘は、鯉口・栗型・鍬形に銀無垢地雪花紋。縁頭は赤銅磨地に金高彫り梶の葉紋。笄も赤銅地に平板銀地の上に梶の葉紋。鍔は猪と鹿を狩る人物が描かれた大振りなもので、赤銅磨地に金覆輪が施された大胆な図柄。豪華に仕立てられたこの拵だけでも、相当な価値がある。
また、刀身説明の補足として付け加えるならば、新刀期の刀のように平肉が付いてなお且つ元重ねは8mmなどとても鎌倉刀を想像できず、見るものを驚かせずにはいられない。第四十七回重要刀剣指定品。
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