日本刀 ¤ 脇差 ¤ 表/尾崎源五右衛門助隆 ¤ 上作 ¤ 新々刀大鑑所載品 ¤
表/尾崎源五右衛門助隆 裏/寛政七年二月日
Wakizashi
Omote / Ozaki Gengoemon Suketaka
Ura / Kansei 7 nen 2 gatsubi
- 長さ / cutting edge
- 51.0cm
- 反り / sori
- 0.6cm
- 目釘穴 / mekugi
- 1個
- 元幅
- 3.2cm
- 先幅
- 2.6cm
- 元重
- 0.7cm
- 時代
- 江戸中期 寛政七年(1795年)
- period
- mid edo(1795)
- 国
- 摂津(大阪府)
- country
- settsu
- 刃文
- 濤乱刃
- hamon
- toran-ba
- 地鉄
- 小杢目
- jigane
- ko-mokume
- 帽子
- 小丸
- boshi
- komaru
- はばき
- 金着一重
- habaki
- gold foil single
- 外装
- 白鞘
- mounting
- shirasaya
- 鑑定
- 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書附
- Certificate
- [N.B.T.H.K] tokubetsu hozon
- 所載
- 新々刀大鑑 所載品
- book
- recorded in shin-shinto taikan
- 正価
- 売却済
- price
- Sold
東の水心子正秀、西の尾崎助隆と称され、津田助廣の如く上手な濤乱刃を焼く尾崎源五右衛門。本国は播磨で、後に大阪に出て寛政十年に長門守を受領。新々刀前期の大阪鍛冶を代表する名工。
本作は身幅広く、研ぎ減りのない健全な姿を残す優刀。清涼で澄んだ小杢目肌は疵気なく、豪快な濤乱刃は焼き幅高く沸厚くつく。その激しい刃文は荒波を表し、その波しぶきは玉を焼いて表現している。茎は丁寧に仕立てられた生ぶ茎で、助廣の如く草書体風に切って裏には寛政七年の年紀。延びた切先でより一層迫力が増し、助隆らしさが溢れる渾身の一振。特別保存刀剣鑑定書附。
本刀は新々刀大鑑(飯村嘉章著)に所載されています。※書籍は付随しません。