Japanese Antique SAMURAI Sword and Fittings
日本刀|十拳|HOME » 日本刀 一覧 » 刀 / 表/武徳(靖国刀匠 靖徳同人) 裏/昭和九年九月日 » ご注文方法 » 店舗案内・地図
靖国刀匠を代表する靖徳(梶山徳太郎)は明治14年生まれ。日本刀鍛錬会開設時から精力的に勤しみ、昭和9年1月には靖国タタラ玉鋼にて昭和天皇の軍刀をも鍛刀する栄誉。
昭和9年9月に陸軍大将奈良武次より「武徳」の銘を授かり、靖国神社では靖徳、自宅での鍛刀は武徳と銘を切り分けていた。生涯、御下賜刀は23振を数えるという。
本作はその陸軍大将から武徳銘を授かった直後の一振で、鞘書にも為打ちの一文を添えている。
丹精を込めた地鉄の鍛えは地景よく入り、小板目詰み疵気のない清涼な肌。刃文は直刃に小足・長足よく働き、葉も交えた古作な雰囲気で、靖国刀らしい出来映え。
太刀銘で武徳と切り、長さに対して反り深く姿格好も良い。当時の古研ぎで若干小錆びはあるがほとんど目立たない。登録は栃木県で、奈良武次の出身地である。
-鞘書-
太刀表/武徳 昭和九年九月吉日 刃長貳尺貳寸壱分有之
太刀裏/靖徳會務餘暇於私宅鍛冶始作之仍刻別銘 為陸軍大将男爵奈良武次閣下御陣太刀
昭和8年7月、靖国神社に於いて日本刀鍛錬会が創設され、主に陸軍将校への軍刀整備のため鍛刀を始める。 靖国タタラ玉鋼を使った「靖国刀」は、昭和刀の中でも飛び抜けた存在。